作者・斉木久美子。
99期生のための紅華音楽学校文化祭で、100期生の出番が増えることになる。
10分の寸劇にコーラス5分で、合わせて15分が与えられる。
しかし、寸劇で選ばれるのは、予科生40人の中の4人だけ。
残りは、コーラスのみの参加となる。
寸劇の配役は、オーディション。
「ロミオとジュリエット」の演目で、4つの役を競うことになる。
立候補する役の選定に悩む、さらさ。
ロミオかティボルトか、愛や暁也の助言を受けて、さらさは決める。
1週間後、オーディションが始まる。
緊張感に飲み込まれる者が出る中、さらさや愛は、どのような結果を出すのか?
今回も、楽しめました。
さらさが役の選定に悩んだり、愛の助言で役づくりをしたり、一方で愛もさらさの影響を受けて演技に深みを増したりと、見どころが多かったです。
1話分は、愛の指導役の野島聖のスピンオフが収録されています。
どちらかと言えば憎まれ役のキャラですが、単なる嫌なキャラでないエピソードとなっています。
今、一番楽しみな作品の一つです。