漫画

かげきしょうじょ!! 8

作者・斉木久美子。

 

祖父が倒れたという知らせを受け、音楽学校を離れて実家に戻るさらさ。

予科生の「ロミオとジュリエット」の寸劇でさらさがやる予定だったティボルト役は、愛が代わりに務めることになる。

 

突然の代役だが、周囲の予想を裏切る演技を見せる愛。

一方でさらさは、祖父の容体が大したものでなかったことを知って安堵する。

 

しかし、舞台に立たず、祖父に会いに来たことで、さらさは思い悩む。

どちらも大切なものの間で、さらさの心は揺れる。

 

今巻では、舞台と愛する人の間で悩むさらさと、男役の代役を進んで務める愛の2つの話の流れがあります。

さらさの方は結論が出て、なるほどと思いました。

祖父が、非常にいい味を出しています。

 

愛の方は、この経験を通して一皮剥けたようで、今後の展開に一層期待されます。

寸劇の話は、もっと読みたかったです。(笑)

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