作者・石坂ケンタ。
鈴ヶ森ちかは、漫画家。
大学に行きながら、掲載を目指して出版社にネームを持って通う。
しかし、掲載のハードルは高い。
ある日、持ち込んだネームが全て駄目だった時、突発的に旅に出たくなる。
SNSのアンケート機能を使って、旅に出る方向を決める、ちか。
行き先も宿も決めていない、雑な旅が始まる。
(ただ、「ざつ旅」は、「That's Journey」の意味もあるよう)
もしかしたら似たテーマの作品はあるのかも知れませんが、個人的には初めて読みました。
ちょっと新鮮でした。
旅先の選定は雑ですが、風景の描写は丁寧です。
とは言え、上手く手を抜いている?ところもあり、その辺のテクニックは面白かったです。
作品で行っている旅先の選定を、Twitterで実施しているそうです。(鈴ヶ森ちか)
この辺の取り組みは、現代ならではですね。