作者・大久保圭。
あらぬ罪を着せられ、カスティリャに亡命して8年。
宮廷画家としての仕事を終えたアルテは、故郷のフィレンツェを目指すことを決める。
ローマ教皇派とスペイン皇帝派に分かれて争いの絶えないイタリア。
フィレンツェは教皇派として、イレーネの兄・スペイン皇帝と戦う姿勢を続けていた。
危険な旅になるため、イレーネは、腕利きの傭兵・グイドに護衛を命じる。
グイドら4人の傭兵と共にフィレンツェに向かうアルテ。
しかし、海上では、バルバリー海賊が乗る海賊船が現れる。
アルテは無事に、最愛の師・レオと再会を果たすことができるのか。
カスティリャでの新生活になるのかと思っていたら、フィレンツェに戻る話になっていました。(笑)
意外でしたが、何となくこの作品が表現したいことが分かってきた気がしました。
グイドらとの道中も興味深いです。