作者・久世番子。
写真が存在せず、人の姿をとどめる方法が画家の筆しかなかった時代のスペイン。
シルバ・ベラスケスは、王宮の宮廷画家に登用される。
そこで出会ったのは、第一王女・イザベル姫。
彼女は、自分の肖像画を気に入らず、切り裂いては捨てる行動を取っていた。
ある時、イザベルが肖像画を破る理由が、王宮内に想い人がいるためと明らかになる。
そこで、その想い人を描くことを賭けて、シルバは他の宮廷画家と勝負することになってしまう。
舞台は王宮、登場人物は画家や姫と、世界観に興味を持ちました。
雰囲気が、好きな作品です。
ストーリーは、シルバとイザベルを中心に進みますが、残念ながらイザベルはこの巻のストーリーにだけ登場する存在のようです。
作品の中心はシルバであり、今後も彼を核とした話になるのかと想像されます。