作者・柳本光晴。
世間の大騒ぎを横目に突然、高校に復学する響。
しかし、響を追っていたマスコミ達は、世論の動向により、執拗な取材はできなくなっている。
文芸部には、新入部員も入ってくる。
最終学年となった響だが、アルバイトを始めることにする。
だが、超有名人であり、周囲に勝手に騒がれてしまうため、なかなか続かない。
そんな時、以前に出会いがあった作家に、バイト先の紹介を依頼する。
そこは、中華料理店。
気の荒い人間が多い職場で、果たして響は無事にやって行けるのか?
早いもので、3年生です。
響の将来のことについて、周りも意識するようになります。
響をサポートする「ふみ」のいる出版社では、純文学の新雑誌の企画が持ち上がります。
編集長は、ふみ。
しかし、響の新連載が条件に付けられます。
響の将来がどうなるのか、新雑誌は刊行されるのか、興味は尽きません。