作者・大久保圭。
あらぬ罪を着せられ、イレーネと共にフィレンツェを出ることになるアルテ。
旅の途中、アルテの母の生まれ故郷で一泊する。
母親に苦手意識を持っていたアルテだが、この夜は多くの言葉を交わす機会を持つ。
そして、今までに知らなかった母の想いを知る。
翌日、カスティリャに向けて出発する一行。
アルテの新しい生活が始まる。
アルテと母親の話は、よいものでした。
フィレンツェを出るところから暗い展開が続いていましたが、やや明るさを取り戻しました。
カスティリャでは、新展開になると思われます。
期待しています。