ボルダリング部に所属する小寺さんは、クールでミステリアス。
頂上を目指す少女の姿を、見続けます。
基本的には、小寺さんを周りで見ている構図です。
見ている人は、変わります。
小寺さんは、ただ登り続けます。
(もちろん、それ以外の生活もあります)
面白いのは、見ている人が意識をしないままに、小寺さんに感化されているところです。
現実に、こういったケースはありますが、うまく描いています。
限られた範囲(世界)であるものの、どこまで広げることができるでしょう。
期待して見守りたいと思います。