台東は、一般企業に勤めるサラリーマン。
10歳年下の同僚・晴美との結婚も決まり、幸せな毎日を送っている。
しかし、晴美には隠しているが、台東は元漫画家で、筋金入りのオタクだった過去を持つ。
友人の仕事を手伝って漫画を描いたり、かつて憧れていた声優・有明るいに出会ったことにより、オタク魂が蘇る。
有明るいに急接近したり、彼女の過去を知ることで、台東は再び同人誌を描きたくなる。
そして、同人誌活動に復帰した台東は、即売会に参加する。
なかなか、痛いテーマで、面白かったです。
巻中などにあるおまけ漫画も、作者のオタクな実体験を基に描かれており、楽しませてくれます。
絵に興味を持って、手に取りました。
でも、ストーリーもキャラクターも、楽しめました。
18禁の作品も発表している、ベテランの作家ということです。
絵が上手で、ストーリーも面白いものが描けるこういった方は、近年増えているように思えます。