漫画

響~小説家になる方法~ 12

作者・柳本光晴。

 

ふみを編集長とした、純文学の新雑誌の企画が進む。

その条件となる響の新連載で、ふみは受験生である響を考慮して、過去の作品を発掘して用いようとする。

 

しかし、響は、新しい作品を書くと言う。

響の新作を読んでみたいと思ったふみは、新作を書くことを依頼する。

 

そんな中、響の知らないところで、「お伽の庭」の漫画化の話が進む。

ある日、大柄な女性が響の学校に乗り込み、漫画化を許可するよう依頼する。

女性は、2千万部作家の鏑木紫。

 

天才と言われる漫画家と響との出会いは、混乱を持って終わる。

しかし、漫画化を諦め切れない紫は、編集者にネームを渡す。

 

響の許可なく秘密裏に準備が進む、「お伽の庭」の漫画連載。

響の受験、新雑誌の創刊などが重なる中、「お伽の庭」の漫画化はどのような結果になるのか?

 

一つの問題を越えたらまた新たな問題が出てくるということで、波乱の多い展開です。(笑)

次巻、響と紫の間で、決着がつけられるようです。

 

天才と天才の出会いの先に、どのような結末が待っているのか。

恐ろしくも楽しみに待ちたいと思います。(笑)

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