作者・大久保圭。
引き続き、ヴェネツィアが舞台。
肖像画の制作のため、画家工房を見学に行くアルテ。
そこで出会った工房の弟子から、「貴族出身で女性画家であることが羨ましい」という何げない一言をかけられる。
その言葉は、「女性で貴族で、画家は駄目」と言われ続けたアルテを戸惑わせる。
それを振り払うべく、アルテは仕事に集中しようとするが、過労で倒れてしまう。
そんなアルテの姿を見たカテリーナは、ある行動に出る。
工房の弟子と再会したアルテ。
自分を取り戻した彼女は、フィレンツェに戻って仕事を掴むことを決断する。
ストーリー上、大きな回でした。
自らの決断で、アルテはフィレンツェに戻ることになりました。
舞台はまた、フィレンツェになりそうです。
ヴェネツィアのキャラクターに慣れてきていたので、ちょっと残念です。(笑)
ユーリやダフネの話もあります。
サブキャラクターについても理解が深まり、面白い内容でした。